神奈川県南足柄市と言えば金太郎の故郷
です。ここで【まました薬局】を経営し
ております。
ご相談をお受けしてアドバイスをする事
が私の大事な仕事です。
目次
① まました薬局とは
② 健康に対する考え方
③ 健康になって頂く為の食事の基本
④ 実例【にきび】
① まました薬局とは
主体は健康相談薬局ですが調剤もしており
ます。
特定な医療機関からだけの処方箋でない為
15人の患者様の医療機関が全部異っていた
と言うびっくりするような事もありました
多くの診療所の調剤を受けているため色々
な症例に出会います。慢性病、急性病のほ
とんどの症例が、食事指導と生活習慣の改
善を必要としている事が分りました。
高血圧症、糖尿病、アトピー性皮膚炎、痛
風、リュウマチ、喘息、ニキビ、肝臓病、
胃炎、十二指腸潰瘍、心臓病、皮膚炎等
どの病気をとっても食事指導と生活習慣の
改善なくしては本当の健康は得られないと
思っています。
食事を改善しないで、薬だけ服んでる方が
沢山いらっしゃいます。
薬を服用することで検査数値が改善される
ため危険は回避されると思います。
しかし、あなたには本当の意味での健康に
なって頂きたいと思っています。高血圧症
の方で血圧を下げる薬で、数値が正常にな
ったら本当の健康体と思われますか？
血圧が安定して薬をやめたらまた血圧が上が
ってしまったと言う経験ありませんか？
身体作りが出来ていないからですよね。
本当の健康体は、食事と生活習慣の改善を
しっかりして血圧が上がる条件を少なくして
いく事が必要と思います。
当店は調剤薬局としては、小さな薬局です
が調剤をやってる事で西洋医学や処方箋薬
の勉強が出来、ご相談に大変役立っており
ます。
② 健康に対する考え方
ご相談をお受けするお客様は、ほとんどの
方が 処方箋薬を服んでいらしゃいます。
処方箋薬を服んで頂き、希望される方には薬
を効かせるために食事のお話をするようにし
ております。
相談が目的で来店された方で、処方箋薬を
お服みの方に対しても、調剤業務をしている
ため、処方箋薬との総合作用を考えてご指導
させて頂いております。
実際に、サプリメントにしても処方箋薬との
相互作用があるものが多々有ります。中には
合わせて服むと危険なものもあります。
真の健康を取り戻して頂くためには、相談頂
くあなたと一緒に、食事と生活習慣を見直し
をしていく事が重要と考えております。
③ 健康になって頂く為の食事の大切さ
⁂活性酸素を少なくする
⁂腸内細菌のバランスをよくする
⁂栄養バランスを調える
⁂野菜の摂り方
⁂油脂の摂り方
⁂塩分・糖分の摂り方
⁂活性酸素を少なくする
私たちは空気を吸って生きております。
空気の中の酸素は98%がエネルギーを作る
ために使われます。2%は常に活性酸素にな
ります。
活性酸素がドンドン溜まって除去できなかっ
たら、私たちの体は大変なことになってしま
います。活性酸素は脂質を酸化して脂質の活
性酸素を作ってしまいます。
脂質の活性酸素にまで行ってしまうと身体は
大変なダメージを受けます。
脂質の活性酸素は遺伝子、細胞、組織が損傷
を受け、老化を進ませガンや成人病を引き起
こす原因を作ります。
活性酸素を除去するための酵素を、私達は体
内に持っています。しかし、銅、亜鉛、鉄、
セレン、マンガン、を食べ物から取っていな
いと酵素が正しく働いてくれません。
このように大事な活性酸素について、はじめ
にお知らせしました。
⁂腸内細菌のバランスを良くする
人が受精して最初に作られる臓器は腸です
脳より腸のほうが先に作られます。
世の中を見ても脳しかない生物はいません。
しかし、腸だけの生物はいます。クラゲ、
ミミズ、ナマコ、ナメクジ等です。
腸が大事そうと感じて頂けましたでしょうか。
しかし、腸の働きは栄養補給と排泄位にしか
思っていませんでしょうか？
腸には大事な役割がもっと有ります。
①身体の中の免疫細胞の60%が小腸にありま
す。
②有害成分や有害ガスの解毒も腸で行われま
す。
③腸内細菌はビタミン、ホルモン、酵素の合
成をしています。
④小腸では消化酵素が栄養分解します。
大腸で腸内細菌が最終消化をします。
⑤小腸で消化された栄養素は小腸で、体内
に吸収されます。
⑥便として老廃物を排泄する。
健康維持に欠かせない腸内細菌のバランスは
善玉菌２０％悪玉菌１０％日和見菌７０％
の時が一番腸内環境の良い時です。
この様に腸の大切さはお分かり頂けました
でしょうか？
⁂栄養バランスを整える
タンパク質、脂肪、炭水化物の不足は今の私
たちの生活ではほとんど考える必要はないと
思います。
ビタミン、ミネラル、食物繊維は中々取り難
くなっています。この栄養分は野菜、海藻、
キノコに多く含まれています。
これらの栄養分は活性酸素減小、エネルギー
産生、消化吸収、自律神経調整、ホルモン調
整、等に深くかかわっています。
料理メニュウを考える時は、野菜料理、
キノコ、海藻、を一番に決めたいです。
この栄養分が足りないと、どんなにご馳走を
食べても健康にはなれません。
⁂野菜の取り方
厚生労働省では、現代の食生活に必要な野菜
緑黄色野菜150ｇ淡色野菜350ｇ（1人1日）
と発表しております。
こんなに沢山食べあれますか？毎日とるのは
大変ですよね。摂れない場合、信頼できる保
健食品を補食にする事も一つの選択肢になり
ます。
保健食品も玉石混交です。メーカーの信頼性、
共同研究機関の信頼性そして、日本や世界での
学会報告数等を基準に考えて下さい。
⁂油脂のとり方
油脂の摂り方は健康を大きく左右します。
植物由来の油脂ならカロリーが低く、良い様に
見えますが動脈硬化を促進する油脂もあります。
マーガリンとバターどちらを使いますか？
マーガリンは植物油脂に水素添加して作り
ます。プラスチックの製法に似てますね。
植物油脂は液体ですがマーガリンは個体です。
トランス脂肪酸と言われていて体脂肪になり
易いです。
世界でもトランス脂肪酸は製造禁止、発売禁
止になっている国が増えています。
トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロール
を増し動脈硬化を促進させます。
体内で役に立たないばかりか、排泄するのに
多くのビタミン・ミネラルが必要です。
バターは動物性の飽和脂肪酸です。
摂りすぎれば問題がありますが、取りすぎ
なければ細胞膜の修復などに役立ちます。
窓際にマーガリンとバターをおいて下さい。
マーガリンはカビず、バターはカビがはえま
す。何を意味するのでしょうか？
トランス脂肪酸には他にも、ショウトニング
、コーヒーフレッシュがあります。
⁂植物油脂についてお知らせします。
オメガ３系（αリノレン酸、EPA）
シソ油、アマニン油、えごま油、魚油
動脈硬化を防ぐ油
オメガ６系（リノール酸）
ここに挙げた油脂以外油脂です。
外食で使われるため自宅では控える
摂りすぎると炎症反応が増します。
オメガ９系（オレイン酸）
オリーブ油、グレープシード油、
新紅花油
加熱料理に向いてる
ラード、バター、牛肉、豚肉
摂りすぎなければ問題ない
⁂塩分、糖分、食品添加物について
【糖分】
砂糖は、吸収がよくすぐに血中に入り血糖値
を上げます。空腹時に砂糖の多く使われお菓
子を食べると血糖値が急上昇します。
血糖値が急上昇すると、糖が沢山来たと誤作
動してインシュリンが大量に放出されます。
その結果今度は、低血糖になってしまいます
低血糖を改善する為、攻撃ホルモンと言われ
ているアドレナリンが放出されます。攻撃ホ
ルモンが分泌される時にキレ易くなります。
子供のおやつには、白砂糖を使った物はやめ
てミネラルが多い黒砂糖や甜菜糖を使ったお
やつにしましょう。
すごく空腹の時のおやつには、バナナを先に
食べてからにすると血糖の急上症が避けられ
ます。
バナナに含まれるトリプトファンによるもの
です。切れて騒いでる時にもバナナは役立ち
ます。
【塩分】
塩は1日10ｇ以下にしたいです。
が現在は13ｇ消費していると言われています
過去においてナトリウムほぼ100％の塩で梅干
しを漬けたらカビて漬物業界が困った話があ
りました。ミネラルが無い為です。
塩はミネラルが多い天然の塩を使うこ
とをお勧めします。
ミネラルの働きはすごいですね。
また、塩分の多い現代はカリウムの多い野菜
を多く摂りましょう。
カリウムを多く摂る事でナトルウムが排泄さ
れます。カリウムとナトリウムとのバランス
が大切なのです。
但し、薬によってカリウムを制限されてる方
や透析患者様は主治医の先生にお尋ね下さい
【食品添加物】
日本人の食品添加物消費量は厚生労働省の調
査では1日に約2.8g、年間では約1.2kgとされ
ています。
しかし、この調査には新規の指定添加物や既
存添加物、さらに一般飲食添加物が含まれて
いないので、実際は数倍、数十倍の食品添加
物を摂取している可能性があります。
枻出版社出典記事参照
あなたが食事だけでバランスの取れた栄養補
給が出来なかったり、解毒の心配がある時は
安心、安全な栄養補助食品を考えられては如
何でしょうか？
私が50年愛用してまいりました栄養補助食品
必要とされる方にはお知らせいたします。
④ 実例【ニキビ】
ニキビでのご相談でした。来店時は、顔の艶
もなく、膿がある湿疹が沢山出来ておりまし
た。
１年以上前から悩んでいたとのこと。食事は
揚げ物, 肉料理、甘い物、乳製品、清涼飲料
水等脂肪と糖質が主体で、野菜は少なく果物
が多めでした。
皮膚は内臓の鏡であることを理解して頂きま
した。漢方で皮膚と腸と肺は同じ経絡にある
ことを伝え小腸を元気にする事を提案しました。
特にニキビは食べた物の結果であることを説
明し食事指導はしっかりしました。
その上で、生活習慣も正して頂く様お話しを
しました。
来店から1ヶ月少々ですが、来店時とは別人
の様に明るくなられ、顔にも艶が出ていまし
た。食事も大変だった様でしたが頑張って頂
けました。
結果、夜もよく眠れて、朝はスッキリ起きら
れるようになったと、ニコニコ顔で話しても
らえました。
当店に来られる前に病院治療とか市販薬を使
っていたそうです。薬を付けた時は良くなる
が薬が切れればまた元に戻ってしまったとの
事でした。
顔も薬を使い続けたために、色素沈着を起こ
して艶のない黒っぽい顔になったと話されま
した。その事が一番の悩みだった様でした。
こんなにも食事が大切だった事を、改めて知
ったと話され、守れない時があっても思い出
して頑張ると約束してくれました。
一人でも健康になって頂ける方が多くなりま
すようにと願いつつ、 食事指導・生活指導の
大切さの一例として書かせて頂きました。
ご相談のお有りの方はFBメッセンジャーで
ご連絡頂くか、下記の所にご連絡下さい。
（有）まました薬局
薬剤師 渡辺美恵子
子宝カウンセラー指導士
TEL 0465-74-3393
FAX 0465-74-3804
